LINEディズニー ツムツム（Tsum Tsum）では、2018年2月27日から確率表示が実施されています。
各種ガチャ(プレミアムBOX、ハピネスBOX、セレクトBOX、ピックアップガチャ)の提供割合が表示されています。

この背景には有料のランダムで出現するガチャに確率表示の義務化を促す「App Store審査ガイドライン」が更新されたことがあります。
ツムツムではどのように提供割合(確率)が表示されるのでしょうか？

本記事で確率表示の概要と詳細をまとめています。

※2018年2月27日のバージョン1.55.0アップデートにて、確率表示がされましたので、記事を修正しました！

2018年3月より各種ガチャの提供割合が表示される

2018年2月27日のバージョン1.55.0より、以下の内容が実施されています。

提供割合ってなに？って感じですよね(ﾟ-ﾟ;)
「提供割合＝確率数値」のことをいいます。

ツムツムでは、プレミアムBOX、ハピネスBOXの他、セレクトBOX、ピックアップガチャの計4パターンのガチャ(BOX)を引くことができます。
それぞれ、中身がどのような確率の割合になっているのか、今まで表示されたことはありませんでした。

そのため、実際に確率アップ中は本当にアップしているのか？などを検証すべく、当サイトで独自に分析をしてきました。
しかし、2018年2月27日のアップデートで、各種BOX及びガチャでどのぐらいの割合で提供しているのか、数値が表示されるようになっています。

以下は、本記事の目次になります。

2018年1月にApp Store審査ガイドラインが更新

なぜツムツムでBOXの確率表示をするようになったのでしょうか？

実は、2018年1月にAppleが開発者向けに公開している「App Store審査ガイドライン」が更新されました。
(※ちなみに、英語版のガイドラインは2017年12月下旬時点で既に記載があったようです。)

ガイドライン内の「3.1.1 App内課金」の項目に、以下の記載が追加されています。

ルートボックスというのは、有料でアイテムをランダム提供しているものが該当します。
ツムツムであれば、コインも課金アイテムを使って購入できるものなので、コインを使うBOXやガチャ全てが該当しますね。

さらに、この「各種アイテム」というのがちょっと厄介な表記だと言われています。
書き方から考えると、レア度別の確率などではなく、個別のアイテム別の確率を表示するようにしなくてはいけないのだと思います。

今まで、このツムは出にくい、出やすい、という推測をするのも楽しみの1つでした。
でも、ガイドラインが更新されたことで義務化されるので、目に見えてわかる、というのは安心材料にもなるのかもしれません。

ツムツムの確率表示実施内容

では、ツムツムはどのように確率表示されるのでしょうか？
プレミアムBOX、ハピネスBOX、セレクトBOX、ピックアップガチャの提供割合を表示すると言っています。
ピックアップガチャの提供割合って何でしょうか・・・

まずは、2月27日にプレミアムBOXの確率表示が実施されたので、以下でまとめていきます。
ピックアップガチャ、セレクトBOXに関しては、実施された時点で追記しますね！

確率表示の見方

確率表示ですが、以下の手順で見ることができます。

確率を表示するをクリックすることで、1体ずつの確率表示を見ることができるようになりました。

ただし、確率表示が見られるのはその場でBOXから出現するツムのみです。
つまり、入れ替えがあるまでは他のツムは見られない・・・ということですね。

ちなみに、全てのツムがスキルマの方は、リスト自体が見れないので確率表示も見られません・・・。

プレミアムBOX【スキルマなし】

まずは、スキルマなしの場合の確率の割合です。
スキルマなしの場合は、以下のようになっていました。

※こちらは確率アップ対象ツムが5体の場合のケースです。

2/27時点のリストでは、シンデレラと野獣の2体は1.20％と1番低い数値が出ていました。
また、新ツムに関しては確率アップ中ということもあって、4.80％と表示されています。

その他のツムは1.84％で、これらを合計すると100％になっていました。

→ガストンも同様に、確率が低いツムグループに入っていました。【3/4 追記】

ちなみに、当サイトで確率アップ時の検証をした際、確率アップ対象ツムが5体の平均は4.80％と出ていましたｗ
確率検証で出ていたデータは、実際の確率とかなり近かったのかもしれません。

確率表示前の平均数値は別途以下でまとめていますので、よろしければ比較してみて下さい！

確率アップでツムが出ない時に参考になる確率平均数値まとめ【最新版】

さらに細かくBOXの内訳を分析して下さった方がいましたので、ご紹介します。

全体の母数については、キリのよい(*)100,000個想定としました
(*)スキルマなしの場合の％表示と合うため

2月27日時点
・確率が低いツム…2体×各1200個＝2,400個
・確率アップ対象のツム…5体×各4,800個＝24,000個
・その他のツム…40体×各1840個＝73,600個

3月1日時点
・確率が低いツム…2体×各1200個＝2,400個
・確率アップ対象のツム…2体×各12,000個＝24,000個
・その他のツム…40体×各1840個＝73,600個

3月4日時点
・確率が低いツム…2体×各1200個＝2,400個
・その他のツム(新ツム以外)…40体×各2,324個＝92,960個
・その他のツム(新ツム)…2体×各2,320個＝4,640個

3月8日時点
・確率が低いツム…2体×各1200個＝2,400個
・確率アップ対象のツム…3体×各8,000個＝24,000個
・その他のツム…40体×各1840個＝73,600個

分析してくださったとりさん、ありがとうございますm(_ _)m

プレミアムBOX【スキルマあり】

では、スキルマがいる場合はどうなるのでしょうか？

まず、スキルマツムの場合は「スキルマックス」という文字が黄色で表示されるようになりました。
これはかなりありがたいですね！！

そして、確率表示ボタンを押すと・・・

スキルマがいる方の場合、1体あたりの確率表示も少しずつ高くなっていますね。
スキルマ数に応じて、個々で確率表示も変えてくれるようです。

ハピネスBOX【スキルマなし】

ハピネスBOXに関しては、以下のようになっています。

ハピネスBOXは、ツム毎に差はなく、全てのツムが同じ確率設定になっているようです。

過去に、ハピネスツムの確率アップが1度だけありました。
今後確率アップが来るかはわからないですが、ハピネスツムはいつ引いても同じ確率ということですね。

ピックアップガチャ・セレクトBOX

ピックアップガチャとセレクトBOXは、開始時に確率表示がされるはずです。
判明しましたら、スキルマなし、ありでそれぞれ情報を追記しますねm(_ _)m

確率表示がされることで、セレクトBOXではツムによって確率に違いがあるのか？が明らかになります。
セレクトBOXは全12体が確率アップしている状態ですが、さらにその中でもツム毎に差が出ているのか要注目ポイントです。

また、ピックアップガチャのツムが出る確率は一律だと思っていました。
しかし、意外にもピックアップガチャ内でも確率に差があるのかもしれませんね（;￣ー￣A

今後のツムツムの確率はどうなる・・・？

ツムツムはまさしく確率アップ期間があり、通常よりも該当するツムが出やすい表記がされています。
体感的には、ツムツムは確率アップ中であれば該当のツムの確率アップを実感することはできている気がします。

他のソーシャルゲームに比べて、コインで引ける点ではかなり優良というかプレイヤーに優しいんですよね・・・。
多分、他のソーシャルゲームなら、期間限定ツムはルビーで引いてね！なんてことになりそうなので(ﾟ-ﾟ;)

そういった点では、ツムツムで確率表記が実装されても今までと変わりなく、自分のタイミングで引いていけるのではないかな？と思います。
変に確率表示をされると、「今高いから引かなきゃ！！」みたいになっちゃう方もいるかもしれません。

でも、逆にツムツムは確率表示されたほうが、自分が狙っているツムの確率が高い時に引きやすくなるのでプラスになりそうな気がします。

他アプリの確率表示事例もご紹介

例えば有名な「パズドラ」「モンスト」は、1月18日より表示しています。

パズドラの確率表記は、キャラクターごとにされていますね。
目に見えて出づらいキャラクターがわかっちゃいますｗ

一方で、「Fate/Grand Order」や「ファイアーエムブレム ヒーローズ」などの一部アプリは、レア度別の確率表記のみになっています。
レア度別でもガイドライン的に問題はないのでしょうかね((φ(．．｡)

景品表示法の違反事例も出てきた・・・

よく、ガチャで「景品表示法にならないのか？」という言葉を聞くと思います。

ソーシャルゲームのガチャに関しては、景品表示法の中でも優良誤認表示というものに該当します。
これは、商品やサービスの内容を、実際よりも著しく優良なものにみせかける広告表示のことをいいます。

「このガチャを引けばレアアイテムが当たる・当たりやすい」といった宣伝をされていたら、当たりやすいなら課金してでも引こう！って思う方もいますよね。
でも実際は、レアアイテムがほぼ当たらず普通のアイテムしか当たらない！＝景品表示法違反にならないのか？という問題は、ソーシャルゲームにおいてずっと問題視されていました。

わかりやすい事例をあげますと、2018年1月27日に「THE KING OF FIGHTERS’ 98UM OL(キング・オブ・ファイターズ)」のガチャ詐称がニュースに取り上げられましたね。

2017年12月31日～2018年1月4日の間に置かれていた「クーラ限定ガチャ」が景品表示法違反だったのです。

クーラの出現率が表記上は3%とされていたのですが、実際の排出確率はわずか0.333%となっていました。
ガチャで「ピックアップの格闘家があたる」「万能破片と格闘家確定」と見れば、絶対に当たる！って誤解してしまいますよね。

実際は、0.333％とそれ以下の確率で一般消費者を誤認させていたことになります。
これが景品表示法第5条第2号違反に該当したということですね。

確率表示については賛否両論はあると思いますm(_ _)m

皆さんは確率表記を見たい派？見たくない派？どちらでしょうか(ﾟ-ﾟ;)
よかったらコメント欄にて教えて下さいね♪